[ 事例１０ ]
結婚して神戸に住んで、もう５０年になります。故郷が遠方（岩手県）なんですが、墓参りがしづらい年齢になってきました。できれば自宅の近くにお墓を引越し（改葬）したいんですが、どうすればいいでしょうか？

今、お墓の問題でお悩みの人は多いです。ご自身の代より何代も前からお世話になっているお寺を相手にお話を進める場合は特に、話を切り出すことから大変です。寺院、霊園、宗派、石材店、お墓の広さや墓石の大きさなどにより金額もさまざまです。見積もりを取るときは複数社から取り、親族、寺院、霊園ともよく話し合ってください。葬儀もお墓も、世の中は簡素化の傾向になりつつあります。

現在、お墓のある市区町村に「改葬許可申請書」などの必要書類を提出して、「改葬許可書」を発行してもらいます。申請書は役所のホームページからダウンロードできます。移動させる遺骨の数によっては申請書の枚数が異なる場合もあります。また申請書の様式も自治体によって異なります。まずは自治体にお電話してご確認ください。

① お墓のある市区町村から改葬許可申請書をもらう

 
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② 必要事項を記入しお墓のあるお寺から押印をもらう

 
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③ 新しい墓所の使用許可書をもらう

 
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④ 新たな使用許可書を持ってこれまでお墓がある市区町村に行き、改葬許可書をもらう

 
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⑤ 閉眼供養

 
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⑥ 石材店などに依頼して墓じまいをしてもらい、お骨を取り出し墓石を撤去

 
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⑦ 新しい墓所への埋葬

※このような交渉や手続きが不安な場合は、私ども行政書士にご相談ください。